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INDEX |
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■ 先端生命医学研究者育成プロジェクト −大学院医学系研究科 − ▼ ▲ |
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0.概要
生命科学は、ゲノム、プロテオームなどの網羅的解析を通して、個々の分子機能の解明や分子間相互作用の理解が急速に進み、さらに、システムバイオロジーなどが取り入れられ、生命をシステムとして理解しようとする研究が進められている。それらの成果を基に、生命の仕組み及びその破綻として起こる病態の解明にチャレンジする個性豊かな若手医学研究者を育成する。
1.目的
現在の医学、生命科学は、ヒト全ゲノム解読の完了にともなって急速な進展と拡大を見せている。さらに、ポストゲノム時代を迎え、プロテオーム、メタボローム解析など通して、分子ネットワークの理解も進んでいる。このような状況における、医学、生命科学の最も重要な課題のひとつは、生命要素・素過程に関する網羅的に蓄積されたデータの中から、生命現象を解釈する術を見出し、最終的にシステムとしてヒトを理解することを目指すことである。その基盤に立てば、疾患はシステムエラーとして理解され、新たな視点での診断法、治療法、予防法を見出すことも可能である。本人材育成プログラムでは、上記視点に立ち、生命(特にヒト)というシステムを理解するという最大のテーマに立ち向かう若手研究者の育成を行うことを目的とする。このような研究の中から、疾患の予防、治療においても個性豊かな新しい展開が生まれると考えられ、高い社会的貢献が期待される。
2.採用に求められる人材像
大阪大学大学院医学系研究科は世界に誇る多くの研究成果と優れた研究者を輩出している。教員1人当たりの文部科学省の科学研究費補助金や企業等からの受託研究、共同研究、奨学寄付金の受け入れをはじめ、教員1人当たりの論文発表数と世界的に著名な科学雑誌への論文掲載数は全国トップクラスにランクされている。今後も世界トップレベルの生命科学・医学研究を推進できる人材を求める。本プログラムが求める具体的な人材として、以下のような研究を意欲的に進める研究者が考えられる。
・未解明の生命現象、疾患の病態を分子細胞レベルを中心に解明する研究
・個体を基盤とし、免疫、脳生理機能などをシステマテイックに推進する研究
・21世紀の医学が克服すべき感染症、生活習慣病などの疾患研究
・従来の学問分野の垣根を越え、新たな分野融合的医学領域の開拓を目指す研究
・その他先に述べた目的に適った研究
なお、医学系研究科には、附属共同研究実習センターがあり、最新の共通機器が数多く設置されており、それらの機器を、ルールに 則り自由に利用することができる。
3.書類送付先および応募についての問い合わせ先(第一回応募は締め切りました)
〒565-0871 吹田市山田丘2−2
大阪大学大学院 医学系研究科
生化学
教授 米田 悦啓
問い合わせメールはこちら
Tel : 06-6879-4605
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■ 生命歯科医学若手研究者育成プロジェクト ―大学院歯学研究科― ▼ ▲ |
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0.概要
歯学研究科が展開する研究領域において、オーダーメイド治療、再生医療などの応用に繋がる基礎研究活動に熱意と能力を有する人材を登用し、21世紀の歯科医学のグローバルリーダーとなる「人財」を輩出することを目的としています。
1.目的
近未来社会の期待はオーダーメイド治療、再生医療など、最先端の研究成果を導入した歯科医療です。大阪大学大学院歯学研究科は、多彩な機能をもつ「くち」を対象とし、従来の削る、詰める、かぶせる、抜くといった歯科医療に加えて、「くち」を分子細胞生物学的レベルで把握、理解する先端生命歯科医学、“フロンティアバイオデンティストリー”の研究・教育に取り組んでいます。
歯学研究科は、次の三領域において、学問的枠組みにとらわれない横断的プロジェクト型重点研究、ならびに未来型歯科医学研究を推進・展開しています。
@ くちの感染マネージメント(口腔感染制御、う蝕制御、歯周病制御)
A くちの成育サポート(顎顔面成育支援、口唇・口蓋裂治療、障害者歯科医療)
B くちの生命シミュレーション(再生歯科医療、咀嚼・嚥下機能回復、抗加齢歯科医療)
さらに、これらの成果を基盤に、歯科トランスレーショナルリサーチ拠点を構築することを目標としています。本プロジェクトでは、国外(あるいは国内)より国際性に富む日本人若手研究者を独立専任准教授に登用し、先端の歯学研究活動を存分に展開して頂きます。
フロンティアバイオデンティストリーの研究・教育への取り組み
2.採用に求められる人材像
くちは生命維持に必須の呼吸、摂食、知的活動に不可欠の発音、会話、顔貌の自己表現などの多彩な機能を担う器官です。この特性を理解し、くちの発生、病気の成り立ちの仕組みを解明するフロンティアバイオデンティストリー領域において、優れた歯学研究を展開し、さらに歯学教育と人材育成に情熱を傾ける30〜40歳程度の人材を国内外に広く求めます。
また、他の研究領域での経験を活かし、従来の歯学の枠組みにとらわれない新たな歯学研究の展開に意欲を有する方にも広く門戸を開いております。
3.若手研究者支援体制
2007年4月に竣工した歯学研究科・新研究棟内では、口腔科学フロンティアセンターが始動しました。本プロジェクトに登用する若手研究者は、歯学研究科内に独立した研究スペースを保有し、口腔科学フロンティアセンターの研究設備・機器を有効活用することが出来ます。 さらに、研究科や他研究室からの運営上の支援を受け、若手研究者の能力が十分に発揮され、豊かな将来性を発揮出来る環境が整備されます。登用後は、活動状況を拠点事業推進担当者らが評価し、卓越した研究者に相応しい完全独立テニュアポジションなどへのキャリアパスを積極的にサポートします。
4.書類送付先および応募についての問い合わせ先(第一回応募は締め切りました)
〒565-0871 吹田市山田丘1-8
大阪大学大学院歯学研究科
口腔分子免疫制御学講座
教授 天野敦雄
問い合わせメールはこちら
Tel : 06-6879-2976
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■ 生命機能研究者育成プロジェクト −大学院生命機能研究科− ▼ ▲ |
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0.概要
大阪大学大学院生命機能研究科は、平成14年4月に新設された大学院研究科です。生命は物質や生体部品の単なる寄せ集めではなく、それらが極めて動的に絡み合いながら刻々と変化することによって、その多様な機能を生み出します。生命機能学は、このような生きた状態の生命体がシステムとして実現する様々な機能について、その原理と機構の解明を行っています。本研究科では、理学、医学、工学の広い分野の研究分野を融合し、生命機能のダイナミクスのシステム的理解を目指しています。
本プロジェクトでは、そのような研究を推進する若い研究者を特任准教授として採用し、独立した研究室を運営していただきます。ナノ生物学、分子・細胞から免疫、脳機能などの個体レベルの現象の究明、生命現象の理論的解析に至るまでの広い分野を選考対象とします。
研究科内での交流、研究室運営における諸問題の解決、グラントやテニュアの獲得に、研究科の他講座(親講座と呼ばれ、応募者が決めることができる。)および大阪大学生命科学若手研究者独立支援運営委員会が、さまざまな協力を行います。
1.目的
本研究科では「異分野融合」研究を推進するためナノ生物学、分子・細胞から免疫、脳機能などの個体レベルの現象の究明、生命現象の理論的解析に関わる広い分野の人材を募集します。広い学術分野にまたがる研究者を擁する研究環境を活用し、分野融合型人材育成をめざす生命機能研究科の発展を担える方を望みます。大阪大学生命科学研究独立アプレンティスプログラムの趣旨にのっとり、現在、海外居住の方からの応募を歓迎しますが、海外居住者であることが条件ではありません。
2.採用に求められる人材像
既存の研究分野の枠組みを越えた異分野融合研究を自らの独立した研究計画の中核に持つとともに、生命機能研究科の複数の研究室と連携して、その研究計画を発展させられる方を求めます。この特任准教授の着任者は、任期終了に際して、審査ののち研究科の基幹講座教員として採用する可能性がありますので、その可能性に即した長期的な展望や計画をもった方を望みます。
3.若手研究者支援体制
振興調整費からの予算とは別途、生命機能研究科の予算によりポスドク1名を選任できます。最終評価の結果により、プログラム終了後すぐにテニュアポジションに採用されなくとも、期間終了後さらに3年間、研究期間を延長する場合もあります。当面60平米程度の専有面積を使用することができますが、スペースは拡充していく予定です。
4.書類送付先および応募についての問い合わせ先(第一回応募は締め切りました)
〒560-8531 大阪府豊中市待兼山町1−3
大阪大学大学院 生命機能研究科
認知脳科学研究室
藤田一郎
「よくある質問」
問い合わせメールはこちら
Phone : 06-6850-6510
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■ 健康サイエンス人材育成プロジェクト −大学院薬学研究科− ▼ ▲ |
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0.概要
薬学領域において、高度な医療に携わる薬剤師の養成、高度な医療に貢献できる研究者が求められている中、本プログラムでは、これらの社会的要請に応えるべく、基礎薬学研究を基盤とし、創薬と高度な医療に貢献するための健康サイエンス研究を展開できる人材を育成する。
1.目的
薬学は、生命・健康・環境を分子や物質に注目し総合的に科学する学問であり、本薬学研究科においては、医薬品の創製と生活環境の安全・安心の確保のために様々な研究を展開し、人類の健康と社会の発展に貢献する人材の育成を行っている。
平成18年度より、薬学部は6年制がスタートし、高度な医療に携わり医療現場等で責任ある指導的立場から国際的に活躍できる薬剤師の養成が求められている。また一方では、近年の生命科学・技術の著しい進歩に伴い、核酸分子やタンパク質、さらには遺伝子や細胞までも医薬品として扱われる時代になってきており、これら最先端の知識と技術を用いた創薬研究をさらに推し進め、高度な医療に貢献ができる研究・人材も求められている。実際、高齢化社会における複合疾患の増加、多剤投与による有害作用、難病に対する治療薬の開発の必要性等が叫ばれる中、医療における薬学部・薬学研究科の果たす役割に大きな期待がかけられている。
そこで、本プログラムでは、これらの社会的要請に応えるべく、基礎薬学研究を基盤として創薬と高度な医療に貢献するための健康サイエンス研究を展開できる人材を育成し、21世紀の薬学研究の基盤固めと新たな展開を図る。
2.採用に求められる人材像
化学、生物学、環境科学の基礎能力を有し、医療への貢献を志向した下記条件を備えた人を求める。
・自立して独創的なテーマを展開できる若手研究者であること。
・博士の学位を有し、生命科学領域においての研究実績があること。
・薬学研究、教育において将来的な展望を有していること。
・薬剤師養成に熱意を持っていること。
・大学院生に対して研究、教育の指導ができること。
3.書類送付先および応募についての問い合わせ先(第一回応募は締め切りました)
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1−6
大阪大学大学院 薬学研究科
蛋白情報解析学
教授 土井健史
問い合わせメールはこちら
Tel : 06-6879-8158
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■ 先端融合生物学研究者育成プロジェクト −大学院理学研究科−
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0.概要
将来を担う有望な若手研究者の早期独立を積極的に支援するため、独立した研究をおこなう特任准教授2名を募集します。生命現象を理学的観点から解明する研究を意欲的に進めている人物で、将来理学研究科の研究教育の発展に積極的に貢献できる方であり、基礎生物学(動植物学、細胞生物学、進化生物学、理論生物学を含む)の研究分野を望みます。これからの生物科学研究を先導する新しい世代の若手研究者で、生物科学の大命題に果敢に挑戦するような研究・教育者の応募を期待します。
1.目的
将来を担う有望な若手研究者の独立を積極的に支援するため、独立した研究をおこなうグループ責任者として特任准教授を2名募集します。今年度に理学部生物科学科は学生定員を倍増し、生命理学コースをスタートしたところです。また、理学研究科生物科学専攻(http://www.bio.sci.osaka-u.ac.jp/index.html)も学生定員を8名増員しました。そこで、独立した研究テーマを持つ研究グループ代表となる人材を求めます。募集するポジションは、独立した研究グループを立ち上げる准教授とし、教室内で孤立しないための配慮として親講座を設定します。研究室の立ち上げに際して、親講座に限らず生物科学教室の研究室からの物的・科学的な積極的支援を保証します(備品・機器の使用、関係する研究室セミナーへの参加等)。ただし、投稿論文の共著者に親講座等のメンバーを含める必要はないように配慮します。採用された特任准教授は研究を精力的に行うと共に、大学院、学部の教育に関して講義、実習の一部を担当し、学部生・大学院生の当該研究室への配属を認めます。
2.採用に求められる人材像
生命現象を理学的観点から解明する研究を意欲的に進めている人物であり、分野としては基礎生物学(動植物学、細胞生物学、進化生物学、理論生物学を含む)を望みます。特に、採用後5年以内に本プログラムでの教育・研究実績の評価に基づいて教授職への昇格が見込まれる人材を募集します。教授昇任後は、生物科学教室における通常の研究グループ(http://www.bio.sci.osaka-u.ac.jp/dbs01/re_paper.php参照)を形成し、生物科学教室の発展のために精力的に教育・研究・運営に従事して頂く予定です。採用時の年齢として40歳程度までであることが望ましいです。選考に際しては国外に在住する人物を優先するとともに、女性研究者の採用には積極的に配慮し、大阪大学として採用後の出産、育児などにも配慮します。
採用期限は、プログラムの終了までとし、平成20年11月から平成25年3月末日までの4年5ヶ月です。研究費は、当プログラムから規程により支給されますが、それに加えて独自に外部資金を獲得することを期待します。独立した研究スペースを確保提供する予定であり、面積等は採用後に検討を行い可能な範囲で決定します。場所は生物科学教室がある豊中キャンパス(大阪府豊中市待兼山町1-1)理学部本館内とします。
3.書類送付先および応募についての問い合わせ先(第一回応募は締め切りました)
〒560-0043 大阪府豊中市待兼山町1−1
大阪大学大学院理学研究科
生物科学専攻 発生生物学研究室
教授 西田宏記
問い合わせメールはこちら
Tel : 06-6850-5472
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■ 蛋白質科学基礎研究次世代リーダー育成プロジェクト −蛋白質研究所− ▲ |
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0.概要
蛋白質研究所は、蛋白質科学研究のための様々な手法の開発とその発展に寄与すると同時に、その手法を駆使して蛋白質の機能を分子及び原子レベルで明らかにする研究を進め、特に蛋白質ネットワークシステムの構造と機能の研究を通して生命秩序形成のメカニズムを理解することを目指しています。本プロジェクトでは、蛋白質ネットワークシステムの構造と機能の研究を通して新しい研究を展開できる次世代リーダーを養成することを目的としています。
1.目的
蛋白質研究所は、化学、物理化学、生物・医学、情報科学を基礎として、蛋白質の構造と機能の基礎的研究を行い、それらに立脚してさまざまな高次生命機能を分子及び原子レベルで明らかにすることをめざしています。さらに、共同利用共同研究拠点として、全国の研究者に研究と交流の場を提供しています
本研究所は、蛋白質科学研究のための様々な手法の開発とその発展に寄与すると同時に、その手法を駆使して蛋白質の機能を分子及び原子レベルで視る研究、すなわち遺伝子の発現制御、細胞内外の情報伝達、生体エネルギー変換等の仕組みを解き明かす研究を進めており、特に蛋白質ネットワークシステムの構造と機能の研究を通して生命秩序形成のメカニズムを明らかにしていくことを目指しています。
本公募では、蛋白質科学を革新的に推進し、新たな分野を開拓したいという意欲的かつ独創的な研究を展開できる方を求めています。
2.採用に求められる人材像
本公募では、以下の研究分野を中心に、既存の領域にこだわらず新しい研究の展開が期待できる方を求めています。
・細胞や組織内において重要な役割を果たす蛋白質の発見、発現、精製、機能解析、化学合成に関する研究
・蛋白質ネットワークにおいて鍵となる蛋白質および超分子複合体の立体構造や物性を通した蛋白質ネットワーク機能発現の分子機構の解明に関する研究
・蛋白質、細胞、および組織高次機能システムの生成と機能発現の分子的機構の解明に関する研究
・その他、蛋白質科学の新しい分野を開拓することができる研究
3.若手研究者支援体制
当研究所は研究室主任(PI)制度を導入していますが、本選考の対象となる教員は独立した研究を進めていただきます。ただし、本研究所の共通利用設備を利用することができる他、研究面以外の運営等に関して、採用後に決められる関連研究室からの支援を受けることができます。
4.書類送付先および応募についての問い合わせ先(第一回応募は締め切りました)
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘3−2
大阪大学 蛋白質研究所 附属プロテオミクス総合研究センター
超分子構造解析学研究系
教授 中川敦史
問い合わせメールはこちら
Tel : 06-6879-4313
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